イベントレポート

西山瞳・牧山純子デュオライブ in クレオール

◆イベント概要

日程:2011年10月22日(水)
会場:神戸クレオールにて

西山瞳・牧山純子デュオライブinクレオール

音楽をまとう。

ピアノ西山瞳さん、バイオリン牧山純子さん。
世界でも活躍されている、美貌のジャズミュージシャンのデュオライブが神戸・北野のライブハウスクレオールで開催されました。西山さんが、抜群の音響と絶賛するクレオールでの演奏に牧山さんを誘ってのライブは、今回で2度目だそうです。
演奏曲は、西山さん、牧山さんそれぞれのオリジナル曲や、クラシックをジャズアレンジした曲、スティーブ・キューンやカーラ・ブレイの曲、西山さんいわくべたべたなスタンダードと実に多彩。
オリジナルでは「これ知ってる!」という曲もあり、お二人の活躍を窺わせました。中には牧山さんご自身では絶対に弾かれないであろう曲を西山さんが選曲しました(MCより)というものも。ノリはいいのに「ジャズですよ」的な押しが強すぎない、ヨーロッパテイストのナンバーでした。

西山さんのピアノは、卓越したテクニックでパッセージも速く、音も沢山使っておられて、耳では聴き取りきれないほどなのに、音が届いた時にガンガン通り過ぎるのでなく、その一粒一粒がいつまでも私の周りで遊んでいる、その連続。そこに牧山さんのバイオリンが甘く、切なく、颯爽と、または情熱的に…と彩り豊かにうたいあげる。
お二人が紡ぎだす音は、そのいずれもが冴え冴えと美しく時にメロウで、まるで上質の絹織物の光沢と、それを身にまとったときのような肌触り。聴覚だけでなく触覚で音楽を味わう、稀有ながらも心地の良い初めての感覚でした。

演奏の中で私が好きだったのは、西山さんがソロを弾かれている時に、牧山さんがバイオリンをギターのように抱えてピチカートをされていたところ。ピアノの音のほうが圧倒的に大きいはずなのに、西山さんの細やかに揃った音の粒の中に、小さくはじかれたバイオリンの音が聴こえてきて、その寄り添う感じが何とも優美でした。 また、牧山さんのフラジオレットも綺麗で、このような繊細な音が聴けるなんて、生音ならではの贅沢でしょう。
そして、もう一つ楽しいのがMC。西山さんも牧山さんも、とってもフレンドリーにお話ししてくださいます。
西山さんはこてこての大阪弁で、奏でられる美しいピアノの音やルックスとのギャップが大きくて、そこが面白い。お話は個性の違うお二人がデュオをされることになったきっかけや、アルバムジャケット撮影時の秘話など。牧山さんは2本の弓で音の違いを弾き比べてくださったり、ライブならではの特典ですよね。でも詳しい中身は内緒にしておきます。
西山さんは帰阪のたびクレオールでライブをされているそうです。牧山さんは旅は多いものの神戸でのライブは貴重なようです。それぞれでご活躍されているライブもさることながら、このお二人のデュオの美しさと楽しさをぜひ次の機会に、クレオールでのライブで確かめてください。(マリコ)

西山瞳・牧山純子デュオライブinクレオール

◆ライブハウス「クレオール」 ※おすすめスポットでもご紹介中!詳しくはこちらから→

神戸市中央区山本通2-3-12 北野ハンター坂/Tel Fax : 078 251-4332
HP:http://www3.ocn.ne.jp/~creole/

◆西山 瞳さんプロフィール

にしやま・ひとみ/6歳よりクラシックピアノを学び、18歳でジャズに転向。大阪音楽大学短期大学部音楽科音楽専攻ピアノコースジャズクラス卒業。畑本浩氏、石井彰氏に師事し、在学中よりプロとして演奏活動を開始する。卒業後、エンリコ・ピエラヌンツィに傾倒。
2005年、横濱ジャズプロムナード・ジャズコンペティションにてグランプリ受賞。
2008年、アルバム「Parallax」で、HMVジャパニーズジャズチャート1位獲得。
2010年、アメリカ、インターナショナル・ソングライティング・コンペティションで“アンフォールディング・ユニバース”がジャズ部門で 3位を受賞。
オリジナル曲は、高い作曲能力による緻密な構成とメロディのポップさの共存した、ジャンルを超えた独自の音楽を形成し、高い評価を得ている。また同時に、様々な編成によるライブパフォーマンスは幅広い音楽ファンから支持され、独自の位置を築く。
●公式ホームページ:http://hitominishiyama.net/
●2012年01月21日神戸クレオールにてライブイベント開催予定。くわしくは→

◆牧山 純子さんプロフィール

まきやま・じゅんこ/3歳からピアノ、4歳よりヴァイオリンを始め、海野義雄、大谷康子に師事する。武蔵野音楽大学卒業後フランスで研鑽を積み、帰国後ソリストとして新宿オペラシティ、草月ホール等多数コンサートに出演。2002年バークリー音楽大学に入学しジャズヴァイオリンを専攻する。在学中にデイビッド・フォスターやスティーブン・タイラー(エアロスミス)とも共演。ピアニスト小曽根真に師事。2003年3月String Department Achievement Award受賞。ゲイリー・バートン、上原ひろみとの共演ほか、バークリーストリングスオーケストラの一員としてチャーリー・ヘイデン、マイケル・ブレッカー、ケニー・バロンらと共演など、多数。現在、全国で自身のライブを行うほか、テレビ、ラジオ、レコーディング、コンサート等、ジャズ、ポップス、クラシックとジャンルを問わずいろいろな分野において精力的な活動を行っている。
公式ホームページ:http://www.junkomakiyama.com/

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